ダイエットと肥満中・高生の栄養と食事の関係について

ダイエット・年齢別サイクルと栄養
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肥満中・高生の栄養と食事

成長期のまっただ中、部活動などでの運動量も多い反面、ダイエット志向や食事リズムの乱れなどの問題が増えます。

●生涯最大の栄養量を必要とする時期

★成長に見合った栄養量を確保

肉体的に充実し、病気にかかる率が最も低い時期です。

第二次性徴を迎え、男女差が大きくなることも特徴です。

各栄養素の必要量は、男女ともに生涯で最大となります。

エネルギーの必要量は、男子は15~17歳、女子は12~14歳でピークを迎え、以後減っていきます。

運動の有無など、個人差が大きい時期でもあるので、一人ひとりに合った食事量が必要となります。

★カルシウムを充分にとる

骨量が最も増加する時期です。

この年代に骨をじょうぶにしておくことが、将来の骨粗しょう症を防ぐことにつながります。

じょうぶな骨をつくるには、バランスのよい食事を規則正しくとり、特にカルシウムやタンパク質の摂取と、運動量を確保することが必要です。

●生活リズムの乱れややせ願望に要注意

★食事の間食化、間食の食事化

家族と違う生活リズムを送ることが多くなり、食生活リズムの乱れ、栄養の偏りによる健康上の問題が多くなります。

自分ひとりでインスタント食品で簡単に食事をすませたり、食事リズムが乱れ、食事時間以外に菓子類で空腹を満たすといったケースが起こりがちです。

朝食を食べない中・高生も増えています。

このような食事の乱れが習慣化すると、栄養の過不足から発育に支障をきたしたり、健康障害を起こすことがあります。

1日の活力源として重要な朝食をきちんととり、何よりも栄養補給は3食の食事でとることが基本であることを、本人に理解させることが大切です。

★女子は思春期貧血などに注意

女子では皮下脂肪が増えてきますが、「やせ願望」が強まる傾向があり、エネルギー・タンパク質・カルシウム・鉄などの不足が目立ちます。

無理なダイエットを続けると、貧血・体力の低下が起きたり、無月経に陥ることもあります。

●本人に病気の意識が乏しい神経性食欲不振症

強いやせ願望や肥満を恐れるあまり極端に食事量を減らすことで、体重が病的に減少し、心身に症状が現れるのが「神経性食欲不振症」です。

発症の背景には、精神面の発達の歪みや歪んだボディイメージがあるといわれ、思春期から青年期の女性に多い病気です。

本人は病気であるという意識に乏しく活動的であるのが特徴です。

●1日3食をきちんと食べて「適量」と「栄養バランス」をキープ!

■栄養バランスのよい3食に間食をプラス

3食ともに、特に良質タンパク質とカルシウム、鉄が不足しないようにします。

給食が終了すると牛乳・乳製品が不足しがちなので、朝食や間食でとる習慣を身につけることが望まれます。

エネルギーは、12~14歳男子の身体活動レベル「Ⅱ・普通」の目安による。

■生活と食事のリズムを見直す

3食の時間が不規則だったり、食事内容の偏りや欠食が続くと、栄養の過不足が起こり、発育に支障をきたし、体調をくすすことになります。

たとえば、朝に食欲がないのは、睡眠不足や夜食が原因であることが少なくありません。

生活と食事のリズムを見直すことが大切です。

■主食・主菜・副菜のバランス献立が基本

主食、主菜、副菜を組み合わせれば、必要な栄養素がほぼ完壁にそろいます。

★副菜
野菜、海藻、きのこ、いもなどが主材料・緑黄色野菜も毎食とる。
★主菜

肉なら60~80g、魚介なら60~70g、豆腐なら1/2丁、卵なら1個が1皿の目安量。

★主食

ごはん、パン、めんなど。体格や運動量に合わせて量を調節。

★もう1品

牛乳・乳製品は1日400gが目標量。

主菜は良質タンパク質・脂質、副菜はビタミン・ミネラル・食物繊維、牛乳・乳製品はカルシウムの重要な供給源です。


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