目が疲れる原因と目の疲れを取る方法!

ダイエット・症状別に見る病気と不足栄養一覧表
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目が疲れる原因と目の疲れを取る方法!

パソコンやテレビなどで目を酷使している現代人。目の健康に不可欠な栄養素をしっかりと補給しましょう。

●症状:肩こりや頭痛など全身に影響が

★目の不快感や充血、ドライアイ

眼精疲労の症状には、目がショボショボする、チカチカする、ゴロゴロする、痛くなる、充血する、かすむ、乾く(ドライアイ)などがあります。

★目の疲れは脳の疲れに直結する

目で見たものは、大脳皮質の視覚野という部位に視覚情報として送られます。

脳に送られてくる情報の80~90%は視覚情報といわれ、脳の働きの多くは「見る」ことに費やされています。

そのため、眼の疲れは脳の疲れにつながり、頭痛や肩こり、倦怠感、イライラといった症状を引き起こす場合もあります。

また、目が疲れると、注意力や集中力が低下するため、仕事の能率が下がったり、ミスをしやすくなったりします。

●要因:目の筋肉疲労やドライアイ

★筋肉疲労の原因は「乳酸」

近くばかり見ていると筋肉疲労にものを見るとき、毛様体筋という筋肉がレンズの役割を果たす水晶体の厚さを調節してピントを合わせています。

人間の目はもともと、近くを見るようにできていません。

わずか50㎝程度の至近距離で見るパソコンを長く操作していると、毛様体筋が収納して緊張状態が続き、筋肉疲労を起こします。

これが目の疲れの正体です。

パソコンの画面は、1秒間に数十回の点滅で文字を表示します。

脳はその刺激を認識し、これが長時間続くと、脳も疲れてきます。

★パソコンが目を疲れさせる

パソコンを長く操作していると、ドライアイ(目の表面が乾くこと)を引き起こしやすくなります。

涙は、つねに目の表面を覆っており、角膜や結膜を保護しています。

パソコンの画面に集中すると、まばたきの回数が減り、涙の量が少なくなります。

ドライアイになると、目の表面の健康を保てなくなり、角膜の表面に傷がついたり、眼球の抵抗力が低下したりする場合があります。

●目を疲れさせないパソコンの使い方

パソコンでの作業はもはや避けて通れないもの。

以下の点に注意して疲れ目を予防しましょう。

・部屋の明かりを充分確保する。

・画面との距離は50cm程度に。

・画面の高さは視線がやや下向きになるように。

・遠くを見て、毛様体筋のストレッチをする。

・1時間に10分は休憩をとる。

●目の健康を保つビタミンを

充分な睡眠とともに「目のビタミン」といわれるビタミンAなどの栄養補給が大切です。

目の健康を維持するためには、ビタミンAをはじめ、ビタミンB1・B2・Cを充分に摂取することが大切です。

また、ポリフェノールの一種のアントシアニンも注目されています。





★ビタミンA

●働き

・角膜細胞をつくり替える。

・角膜の表面を保護する粘液の成分となる。

・網膜で光を感じる細胞(ロドプシン)の材料となる。

●不足すると

・夜盲症

・視力低下

・トライアイ

★ビタミンC

水晶体の透明度を保って、充血を防ぎ、目をリフレッシュさせる。

★ビタミンB1・B2

視神経や筋肉の疲労を解消し、視力低下を防ぐ効果がある。

★アントシアニン

フルーベリーに多く含まれているポリフェノールの一種。

ロドプシンの再合成を活性化させたり、網膜に栄養を運ぶ毛細血管の血行をよくする働きがある。

角膜

水晶体を保護する。

フィルターの役割を果たしている。

網膜

眼球の最も内側に覆っている薄い膜。光に反応する視細胞が集まっており、外界の映像が映し出される。

水晶体

光を屈折させて、ピントを調節を行う。

視神経

網膜に映し出された映像を脳に伝える。

毛様体筋

ゆるんだり縮んだりすることで水晶体の厚みを変化させ遠近を調節する筋肉。


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