日焼け後のケアと治し方・対処方法について!

ダイエット・症状別に見る病気と不足栄養一覧表
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日焼け後のケアと治し方・対処方法について!

紫外線による害はシミ・そばかすだけではありません。「ビタミンC」「抗酸化作用」「代謝促進」がキーワード。

●症状:シミ・そばかすから皮膚がんを招くことも

★日焼けは美肌の大敵

日焼けは日光を浴びると起こりますが、赤くなってヒリヒリ痛むタイプ、色素沈着して褐色になるタイプに分かれます。

シミとは、顔の皮膚にできる褐色の色素沈着のこと。

目のまわりやほほ、額ができやすい場所です。

そばかすは、2~3歳からでき始め、思春期をピークに目立つようになり、しだいに薄くなります。

しかし、遺伝的な原因の場合は、完治することは難しいと考えられています。

★皮慮がんにつながることも

日焼けは、皮膚がんやメラノーマ(悪性黒色腫)などの要因といわれます。

ほくろと似ていますが、表面がでこぼこしていたり、黒っぽく変色してきたら、注意が必要です。

●要因:メラニン色素が増大して皮膚に沈着する

★シミの原因はメラニン色素の沈着

日光に当たると、表皮のいちばん下の基底層にある色素細胞メラノサイトの働きが活性化され、メラニン色素をつくります。

メラニン色素が表皮全体に行きわたることにより、肌の色が黒くなります。

日焼けした肌は、新陳代謝のリズムが乱れ、メラニン色素が残って皮膚内部に沈着します。

これがシミのもとです。

★有害な紫外線は皮慮がんを招く

太陽光線に含まれる紫外線は、人体に有害なもの。

メラニン色素は、こうした紫外線を吸収し、体内組織を守る働きをしています。

紫外線を浴び過ぎると、皮膚の免疫力が低下する、活性酸素を発生させて皮膚細胞の遺伝子に傷をつけるなどの害が生じます。

日焼けをくり返していると、細胞の再生が正常に行われなくなり、皮膚がんを招きます。

日焼けで赤くなるタイプの人は、メラニン色素が産生されにくく紫外線の害を受けやすいので、特に入念な日焼け対策が必要です。

●日焼け止め(サンスクリーン剤)の表示の見方

紫外線(UV=UltraViolet)には、波長の長いほうからUVA、UVB、UVC(地球をとり巻くオゾン層に吸収されるので少ない)の3種類があります。

日焼けを起こす力は、UVBがUVAの約600~1000倍。

日焼け止めの表示にある、SPF(Sun Protection Factor)とは、UVBに対する防止効果で、後の数字は何もつけていないときと比べた防止効果の倍数。

PA(Protection of UVA)は、UVAの防止効果で、PA+(効果がある)、PA++(効果がかなりある)、P
A+++(効果が非常にある)を表します。

●有害な紫外線に負けない肌づくり

シミ・そばかすの対策に加えてもっと怖い皮慮がん対策も忘れずに。



★紫外線の害を防ぐ栄養素を

紫外線によって増加する活性酸素対策として、抗酸化作用のある栄養成分をとりましょう。

ビタミンCとEはいっしょにとると相乗効果が期待できます。

β-カロテンやポリフェノールなどの機能性成分も有効です。

ビタミンCはコラーゲンの生成を助ける働きがあります。

ビタミンC

菜の花、赤ピーマン、柿、いちごなど野菜・果物に多い。

βーカロテン

モロへイヤ、にんじん、かぼちゃなどに多い。

ビタミンE

キングサーモンやウナギ、植物油などに多い。

ポリフェノール

植物性食品に多く含まれる。

★シミ・そばかすの色をうすくする栄養素

ビタミンCはメラニンの生成を抑える、メラニン色素を還元する、というダブルの美白効果があります。

ビタミンB2は細胞の再生や成長を促す働きがあるので、肌の新陳代謝を高めてメラニン色素を排泄してくれます。

ビタミンC

芽キャベツ、ブロッコリーにも豊富。じゃがいもも多い。

ビタミンB2

レバーやウナギ、サバ、牛乳に多い。

紫外線を防いでシミ・そばかす対策!

こんなときは特に注意!

万全な日焼け対策を!

★日焼けしやすい海水浴やプールで濡れた体。

★紫外線の量が少ない冬でも紫外線が反射する雪山。

★ハワイやグアムなど赤道付近も重傷の日焼けとなる。

日焼けしてしまったら、まず充分に冷やして炎症を抑えることが大切です。

次に、日焼けても乾燥した肌はくすみがちなので、化粧水でうるおいを与え、保湿ケアを。

紫外線は、曇り日でも快晴の5~6割、雨でも3割程度が降り注いでいます。

紫外線を浴びないことが第一。

日傘や帽子で紫外線カット。

皮膚を露出しない。

日焼け止めを使用する。


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