ダイエットと食事摂取基準の関係について

ダイエット・栄養の一般常識
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食事摂取基準

欠乏症を防ぐための「推奨量」を中心に、とり過ぎによる健康障害を防ぐ「耐容上限量」も定められています。

食生活の変化や研究成果に基づいて5年ごとに改定

★栄養欠乏症も過剥症も防ぐ

栄養の欠乏症や過剰症を防ぎ、健康の維持・増進に必要なエネルギーや各種栄養素の摂取量を示したものが「日本人の食事摂取基準」です。

1969年に初めて定められて以来、食生活の変化や研究成果に基づいて、5年ごとに改定されてきました。

かつては「栄養所要量」という名称でしたが、2005年より「食事摂取基準」に変わりました。

最新のものは第8次改定で、2010年4月から5年間使用されます。

★特定の栄養素のとり過ぎが心配

「日本人の食事以取基準」では、エネルギーの過不足によるリスクが最も少ない推定エルギー必要量のほか、栄養素については欠乏症を防ぐ推奨量や目安量、過剰摂取による健康障害を防ぐための耐容上限量も設定されています。

近年、食生活の変化やサプリメントの普及などにより、特定の栄養素をとり過ぎる心配が出てきたことがその理由です。

食事摂取基準は、それまでの集団を対象にした考え方に加え、飽食の時代に対応して、栄養欠乏症と過剰症の両方を防ぎ、健康を維持・増進するための、個人を対象にした食事段取基準の考え方が取り入れられています。

「推定平均必要量」「推奨量」「目安量」「目標量」「耐容上限量」の5つの指標が設けられています。

★耐容上限量が設けられた栄養素

〈ビタミン〉ビタミンA・D・E・B6、ナイアシン、葉酸※〈ミネラル〉カルシウム、鉄、リン、マグネシウム※、銅、ヨウ素、マンガン、セレン、亜鉛、モリブデン

(※印は食品以外から摂取する場合。)

日本人の食事摂取基準」の指標

エネルギー

推定エネルギー必要量:エネルギ一過不足によるリスクが最も小さくなる摂取量。

栄養素

推定平均必要量:特定の集団を対象として測定された必要量から推定された、性・年齢階級別の日本人の必要量の平均値。それぞれ50%の人は必要量を満たすと推定される。

推奨量

性・年齢階級ごとにほとんど(97~98%)の人が1日の必要量を満たすと推定される1日の摂取量。

目安量

推定平均必要量・推奨量を算定するのに充分な科学的根拠が得られない場合に、性・年齢階級ごとの、良好な栄養状態を維持するのに充分な量。

目標量

生活習慣病の一次予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量。

耐容上限量

性・年齢階級ごとにほとんどすべての人が、過剰摂取による健康障害を起こすことのない栄養摂取量の最大限度量。

栄養欠乏症も過剰摂取も防ぐ新しい食事摂取基準の考え方

1.食事摂取基準の考え方

推定エネルギーを必要量を理解するための概念図

習慣的な摂取量が増加するにつれて、不足のリスクが減少するとともに、過剰のリスクが増加。

両者のリスクが最も少なくなる摂取量が推定エネルギー必要量。

食事摂取基準の各指標を理解するための概念図

2.食事摂取基準の例(30~40代男女、身体活動レベルが「普通」の人、1人1日当たり)

ビタミン
ミネラル

●ナトリウムについては、1日当たりの食塩量で、男が9g未満、女が7.5g未満が望ましい。

●※印のある成分は目安量、★印は目標量、無印は推奨量

●数値が2つある上限量は、左が男、右が女

●鉄についての推奨量(女性)は、左が月経なし、右が月経あり

●μg (マイウログラム)=1/1000mg

●mg(ミリグラム)=1/1000g

●RE(レチノール当量)=ビタミンAの効力をレチノールに換算して表したもの。単位はμg

●NE(ナイアシン当量)=ナイアシンの働きに換算して表したもの。単位は㎎


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