ダイエットと体脂肪の関係について

ダイエット・身体活動とエネルギー
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体脂肪のコントロール法

細胞膜の成分やエネルギー備蓄・断熱・クッション役として欠かせない体脂肪。多過ぎても少な過ぎても障害に。

●標準的な体脂肪率は男性が18%、女性が23%

★健康維持に必要なもの

体脂肪というと、ダイエットの標的とされ嫌われがちですが

①細胞膜などの構成成分

② エネルギーの備蓄

③体温を守る

④内臓を守るクッション役など

健康を維持するためになくてはならない役割を果たしています。

人間の体は数十兆個の細胞からできていますが、成分から見ると、約半分が水分(男が65%、女性が55%)、その他はタンパク質と脂質がほとんど。

標準的な脂質の割合は、男性が18%、女性が23%ほどで皮下脂肪などの貯蔵脂質と、細胞膜の成分などの構造脂質とがあります。

エネルギー源としてとり入れられた糖質・脂質・タンパク質などの栄養素は、体内で必要なエネルギー源として消費され、余ったものは脂肪の形で皮下などに蓄えられます。

このストックは遭難や病気などで、一時的に外からの栄養素の補給がストップしたときなどには再びエネルギー源として利用されます。

しかし、食事からのエネルギー補給が長期間ストップすると、この貯蔵脂肪も底をついてきます。

すると、体を構成しているタンパク質がエネルギー源として使われることになります。

肉がこそげ落ち、体重が減り、骨と皮だけになって、やがて死に至ることもあります。

★肥満の判定は体脂肪率で

体脂肪率が、男性で20%、女性で30%を超えると軽度肥満。

男性25%、女性35%を超えると中等肥満。

男性30%、女性40%を超えると高度肥満とされています。

体格的に「やせ」に分類されても、体脂肪率が高ければ肥満で、「隠れ肥満」と呼ばれます。

●内臓脂肪型肥満や高血圧などを起こしやすい

★体脂肪のつく場所

体脂肪が蓄積する場所によって肥満のタイプが異なります。

お尻より下にたまるのを下体型肥満(洋梨型)。

おなかより上にたまるのを上体型肥満(りんこ型)。

内臓にたまるのを内臓脂肪型肥満。

おなかの皮下にたまるのを皮下脂肪型肥満と呼びます。

上体型肥満かつ内臓脂肪型肥満の場合、糖尿病や高血圧のなどの合併症を起こしやすく、更年期を過ぎた女性の上体型肥満は、非肥満の健康女性より8倍も糖尿病にかかりやすいとされています。

★指肪細胞数が増える肥満に注意

中年太りは、脂肪細胞のサイズが肥大化しただけで、やせると元に戻ります。

子どもの肥満が大人の肥満につながっていく場合、脂肪細胞の数が増えて、さらにサイズも肥大しているのが特徴です。

ダイエットによって中性脂肪が燃焼して脂肪細胞が縮んでも、数は減らないので、やせにくいのが特徴です。

●肥満のタイプは、過剰の体脂肪が蓄積する場所によって異なります

上体型肥満

(りんご型肥満)

下体型肥満

(洋梨型肥満)

正常 体脂肪率

男18% 女性23%

おなかより上に

脂肪がたまる肥

満タイプ(りん

ご型)は、男性

に多い。

お尻より下に脂肪が

たまる肥満タイプ

(洋梨型)は、女性

に多い。

体脂肪率は体格

だけでは判断で

きないので注意

。やせているの

に体脂肪率が高

いケースもある

●肥満者に起こりやすい合併症

成因 症状

心臓障害 心肥大 仕事量

心負荷の増大

脂肪心 脂肪沈着
心筋梗塞 冠状動脈硬化
血管障害 高血圧症 心拍出量

血管抵抗増加

動脈硬化 血中脂質増加

高血圧

呼吸困難 胸郭

腹腔の脂肪沈着

日中傾眠 肺換気障害

血液組成異常 糖尿病 耐糖機能低下
痛風 肉食

高尿酸血症

脂質異常症 遊離脂肪酸

LDLの増加

肝のう障害

胆のう障害

脂肪肝 脂質異常症

脂肪沈着

胆石症

(コレステロール結石)

高コレステロール血症

女性の不妊

月経不明

性欲減退

エストロゲン産生過剰

変形性関節炎 体重負荷
腰椎すべり症 体重負荷

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