ダイエットと乳酸菌の関係について

ダイエット・話題の機能性成分・注目の有効成分

2018.10.01 2018.05.18

ダイエットと乳酸菌を正しく理解

乳酸菌とは

腸内の環境を整えて免疫力を高めるなど、人に有益な働きをする微生物（菌類）が乳酸菌です。

オリゴ糖などの糖を発酵させて乳酸をつくり出す微生物で、種類は200以上あります。

ビフィズス菌も乳酸菌の一種です。

動物の体内など自然界のあらゆるところに存在し、発酵食品の製造にも使われます。

人体にも多くの菌が存在し、乳酸的は人体によい影響を与えるため、善玉菌（有益菌）といわれます。

ヨーグルトなどの発酵乳をとると、一部の乳酸菌は生きたまま大腸に達して繁殖します。

（オリゴ糖の説明はここをクリック）

（ビフィズス菌の説明はここをクリック）

乳酸菌の中でも、特徴的な働きや独自の機能を持つ菌種の研究が進んでいます。

抗アレルギー効果やピロリ菌を排除する作用のある特定の乳酸菌を利用した商品が開発され、人気を集めています。

人の消化管には100兆以上の菌が存在しているといわれ、なかには有害物質をつくる悪玉菌や、体調によって悪影響を発揮する日和見菌（ひよみりきん）もあります。

年をとると悪玉菌が増え、それらがつくり出す有害物質によって腸の老化がいっそう進みます。

しかし、乳酸菌を補えば悪玉菌は減り、腸内菌のバランスは改善されるのです。

悪玉菌が産生した有害物質は、通常肝臓で無毒化されますが、悪玉菌が減れば有害物質も減るため、肝臓の負担が軽くなります。

そして腸の老化やがんなどの発生のリスクも低くなります。

ポイント！

乳酸菌は腸にとってなくてはならない菌です。

上手にサプリメントを活用しましょう。

乳酸菌が増えると腸の働きが活発になって、消化吸収を促し、腸の蠕動運動も盛んになるため便通が改善されます。

さらに乳酸菌は免疫力を高める働きもあり、花粉症などのアレルギー改善効果が期待されています。

抗生物質などを使うと体内の善玉菌まで減ってしまいますが、乳酸飲料などの発酵乳で乳酸菌を補うと腸内菌のバランスを保つことができます。

ポイント！

良い事ばかりの乳酸菌はサプリメントの活用をおすすめします。

プロバイオティクスとは人に有益な微生物を指し、こうした有益な菌類を健康づくりに利用しようという考えがひろまっています。

そのためには、食品などから安全にとることができ、生きたまま腸に到達して繁殖できる菌であることが重要です。

ビフィズス菌やラクトバチルス菌を利用したヨーグル卜や乳酸菌飲料は代表的なプロバイオティクス食品です。

（プロバイオティクスの説明はここをクリック）

乳酸菌は乳酸をつくる微生物の総称で、多くの種類があります。

大きくは球菌と桿薗に分類されます。

腸内の環境を整えるなど、多くの機能性がある乳酸菌。

次のような生理活性が期待できます。