ダイエットとカロテノイドを正しく理解
カロテノイドとは
植物だけでなく動物性食品にも含まれる色素成分。
抗酸化作用があり、紫外線の害から皮膚や目を守ります。
カロテノイドの特徴
赤・黄・緑などの色素成分の総称
★代表的な成分がβーカロテン
カロテノイドは動植物に存在する脂溶性の色素で、カロテン類とキサントフィル類に分類されます。
体内でビタミンAの働きをするβーカロテンは、カロテン類の代表選手です。
カロテン類はこのほかにαやγ、リコピンなどが、キサントフィル類には赤とうがらしのカプサンチンなどがあります。
(キサントフィル類の説明はここをクリック)
(カプサンチンの説明はここをクリック)
★動物性食品にも含まれる
食品の色というと、カラフルな野菜などの植物性食品を考えがちですが、カロテノイドは動物性食品にも存在します。
たとえば、エビやカニの赤い色はアスタキサンチンという色素によるもので、カロテノイドの一種です。
卵黄の黄色はルテインといろ色素によるものです。
(アスタキサンチンの説明はここをクリック)
(ルテインの説明はここをクリック)
カロテノイドの働き
紫外線の害から体を守る
★紫外線は活性酸素を発生させる
βーカロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変わりますが、それ自体で抗酸化作用がある機能性成分として働きます。
ほかのカロテノイド類も同様に抗酸化作用があります。
紫外線は有害な活性酸素を生み出し、体をさびつかせます。
つねに紫外線にさらされる動植物は色素で紫外線の害から身を守っているのです。
こうした色素類は人間にも有効に働き、日焼けやしみなども予防してくれます。
(抗酸化作用の説明はここをクリック)
★複数の色素をとれば効果がアップ
カロテノイド類の抗酸化作用は、一種類だけをとるよりも、複数をとったほうが効果的です。
色とりどりの野菜や果物を組み合わせるとよいでしょう。

ポイント!
カロテノイド類には抗酸化作用が有ると理解できましたのが、さらに詳しく知りたい方の為に、ページの最後に詳しく医学的知見から誰にでも分かるように記載しています。
カロテノイドの多い食品
カロテノイドにはいろいろな種類があり、大きく分けるとカロテン類とキサントフィル類とがあります。
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