ダイエットとヨウ素を正しく理解
ヨウ素とは
成長や代謝を促す甲状腺ホルモンの成分として欠かせないミネラル。
ヨウ素の生理作用
甲状腺ホルモンの重要な成分
ヨウ素は体内に10㎎ほど含まれており、そのほとんどは甲状腺に集中し、甲状腺ホルモンの成分となっています。
甲状腺ホルモンは、全身の基礎代謝を促進したり、酸素の消費量を増加させます。
幼児では成長促進に欠かせないホルモンのもとになります。
ポイント!
女性の無理なダイエットで時より見られるホルモン異常です。
乳児の成長にもとても深く関与していますので、十分に注意が必要です。
(甲状腺ホルモンの説明はここをクリック)
ヨウ素が過不足になると
過剰でも不足でも甲状腺が肥大します。
ヨウ素をとり過ぎると、甲状腺ホルモンの合成ができなくなり、甲状腺が肥大し、甲状腺腫となります。
こんぶのとり過ぎによって発症した例があります。
欠乏しても甲状腺が肥大し、機能が低下します。
海産物をよく食べる日本人の場合には不足することはまれです。
ポイント!
無理なダイエットは厳禁です。
バランスよく海産物も摂取して下さい。
一人暮らしの女性に多いのがヨウ素のバランスを崩される方です。
そのような時はヨウ素サプリメントで補うように心がけましょう。
(甲状腺腫の説明はここをクリック)
ヨウ素まとめ
化学記号 :I
体内分布 :甲状腺
生理作用 :発育を促進、基礎代謝の促進
とり過ぎた場合 :甲状腺肥大、甲状腺腫
不足した場合 :甲状腺肥大、甲状腺腫
1日の摂取基準 :成人 130ug 上限 2,200ug
ヨウ素を多く含む食品
魚介類、海藻類に多く含まれる。
ヨウ素の1日摂取基準
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