ダイエットとビタミンKの関係について

ダイエット・栄養素の基礎知識(ビタミン編)
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ダイエットとビタミンKを正しく理解

ビタミンKとは

血液の凝固にかかわることから、「止血ビタミン」とも呼ばれています。

じょうぶな骨づくりにも関与しています。

ビタミンKの生理作用

止血したり骨を強くする

★血液を固める酵素の成分に

ビタミンKには、ケガや内出血を起こしたときに止血をする大切な働きがあります。

出血が起こると、血漿中に溶解しているフィブリノーゲンが不溶性のフィブリンに変化し、血液がゼラチン状になることで血液が凝固します。

フィブリノーゲンがフィブリンに変化するには、トロンビンという酵素が必要です。

ビタミンKは、トロンビンの前駆体であるプロトロンビンの生成に不可欠です。

プロトロンビンの説明はここをクリック)

★骨づくりに必要なタンパク質を活性化

ビタミンKには、カルシムが骨に沈着するときに必要なオステカカルシンというタパク質を活性化させる働きがあります。

ビタミンDとともに、じょうぶな骨づくりのために必要です。

ポイント!

子供の身長を伸ばしたいと考える方が多いですが、カルシムばかり気にしがちです。

大切なのは、ビタミンDとオステカカルシンです。

オステカカルシンの説明はここをクリック)

ビタミンKが過剰になると

過剰症は見られない。

ビタミンKは脂溶性ですが、過剰症は報告されていません。

ただし、抗血液凝固剤を服用している人や血栓症の人は、ビタミンKの摂取量が制限されることがあります。

抗血液凝固剤の説明はここをクリック)

ビタミンKが不足すると

新生児は欠乏症になることもあります。

ビタミンKが欠乏すると、血液凝固に時間がかかります。

腸内細菌によって体内合成れるので不足することはまれですが、肝疾患で胆汁の分泌が悪い人、抗性物質を長期間服用して腸内細菌が減っている人などは欠乏しやすくなります。

また、新生児は腸内細菌が少ないため欠乏しやすく、頭蓋内出血や新生児メレナ(消化管出血)を起こすことがあります。

頭蓋内出血・新生児メレナ(消化管出血)の説明はここをクリック)

新生児が飲む「K2」シロップとは

新生児の頭蓋内出血は妊娠後期のビタミンK摂取で予防

ビタミンKシロップ服用前の新生児出血症を防ぐには、出産直前まで母親がビタミンKを充分にとることが大切。

ビタミンKには、緑黄色野菜に含まれるビタミンK1と、納豆などの発酵食品に含まれるビタミンK2があります。

K2は腸内細菌によっても体内合成されます。

腸内細菌が少ない新生児には、欠乏症を予防するために出産の数日後にビタミンK2のシロップを飲ませます。

母乳にはビタミンKが少ないので1か月健診時に飲ませることもあります。

ビタミンKまとめ

化学名・別名    :フィロキノン
性質        :黄色油状、脂溶性、光・熱・アルカリに安定
生理作用      :血液凝固因子(プ口卜ロンビン)の生成、カルシウム結合タンパク質の生成
とり過ぎた場合   :過剰症は認められていない
不足した場合    :新生児メレナ、新生児の頭蓋内出血
1日の摂取基準   :成人男性 75ug 成人女性 60~75ug

ビタミンKの上手なとり方

納豆や緑黄色野菜、海藻などを充分にとっていれば不足しません。

ビタミンKは、微生物によって合成されるので、発酵食品の納豆に特に多く含まれています。

また、植物の葉緑素でも合成されることから、緑黄色野菜や海藻にも豊富に含まれています。

脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂ると吸収率がアップします。

熱にも比較的安定しています。

ビタミンKの1日摂取基準

ビタミンKを多く含む食品

納豆、緑黄食野菜、海藻などに多く含まれている。


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