ダイエットとセレンを正しく理解
セレンとは
過酸化物質を分解する酵素の成分であることから、細胞のサビつきを防ぐミネラルとして注目されています。
セレンの生理作用
抗酸化力のある酵素の成分
セレンは体内に10㎎ほどしか含まれていませんが、体内で生成した過酸化物質を分解する酵素の重要な成分として、ビタミンE同様に老化予防やがんを抑制する働きが注目されています。

ポイント!
ダイエットには必須のセレンで、過酸化物質を素早く分解して綺麗にダイエットしましょう。
(過酸化物質の説明はここをクリック)
セレンが過不足になると
普通の食事では心配いらない
通常の食事では、過剰症や欠乏症を起こすことはありません。
セレンは、毒性が比較的強く、錠剤などで過剰にとると中毒を起こします。
脱毛や爪の変形、嘔吐、下痢、しびれ、頭痛などが現れます。
また、中国の一地域では、土壌のセレン濃度が低いことが作物に影響し、セレン欠乏による心筋障書が発生しました。

ポイント!
摂り過ぎはいけませんが、不足する心筋障害の方を用心しなければなりません。
無理のないダイエットを行って下さい。
(心筋障害の説明はここをクリック)
セレンまとめ
化学記号 :Se
体内分布 :肝臓、腎臓
生理作用 :抗酸化作用で細胞の酸化を防ぐ
とり過ぎた場合 :脱毛、爪の変形、幅吐、下痢、頭痛、しびれ
不足した場合 :克山病(中国で発見された心筋障害の一種)
1日の摂取基準 :成人男性 30ug 成人女性 25ug 上限 220~300ug
セレンを多く含む食品
魚介類、セレン濃度の高い土壌で育った植物に多い。
セレンの1日摂取基準
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