ダイエットとクロムを正しく理解
クロムとは
糖質や脂質の代謝を助けます。
インスリンを活性化し、不足すると血糖調節能力(耐糖能)が低下します。
(血糖調節能力(耐糖能)の説明はここをクリック)
クロムの生理作用
糖質や脂質の代謝を助ける
クロムの体内存在量は、成人の場合でもわずか2㎎ですが、糖質や脂質の代謝にかかわる重要なミネラルです。
血糖値を正常に保って糖尿病を予防するほか、脂質異常症や動脈硬化の予防効果もあります。

ポイント!
非常に重要なところです。
糖尿病・脂質異常症・動脈硬化の予防効果がある食品は積極的に摂取して下さい。
(糖尿病・脂質異常症・動脈硬化の説明はここをクリック)
クロムが過不足になると
通常の食事では問題ない
クロムの必要量は極めて微量であることから、通常の食事で不足することはありません。
仮に病気などで不足すると、糖質や脂質の代謝に異常が現れ、高血糖や動脈硬化につながります。
過剰症としては、クロムを取り扱う作業に従事している人に呼吸器障害が見られる場合があります。

ポイント!
摂り過ぎはいけませんが、偏食により不足することもいけません。
無理のないダイエットで健康的に痩せましょう。
(高血糖・動脈硬化の説明はここをクリック)
クロムまとめ
化学記号 :Cr
体内分布 :すべての細胞
生理作用 :糖質や脂質の代謝をサポート
とり過ぎた場合 :特殊な中毒以外、過剰症は見られない
不足した場合 :糖尿病、脂質異常症
1日の摂取基準 :成人男性 30ug 成人女性 25ug
クロムを多く含む食品
魚介類、肉類、海藻などに多く含まれる。
クロムの1日摂取基準
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