ニキビができる原因・ニキビの治し方と予防!
肌荒れは、乱れたライフスタイルを映す鏡。ビタミンB群やビタミンCを中心に、栄養バランスのとれた食事が大切です。
●症状:ブツブツなどの肌のトラブル
★にきびは思春期だけではない
皮脂の分泌は、肌のうるおいを保ったり、弾力性を維持するために重要ですが、過剰になると、にきひなどの肌のトラブルを引き起こします。
特に皮脂分泌の盛ん思春期に多く現れます。
にきびは、酸化した皮脂や古くなった角質が毛穴に詰まり、固まることで起こります。
皮膚に常在しているアクネ菌がそこに繁殖すると、炎症を起こしたり、化膿したりします。
重傷になると、色素沈着を起こしたり、皮膚が陥没したりして、跡が残ってしまうこともあります。
★増えている「おとなのにきび」
最近、20代や30代になってからできる「おとなのにきび」に悩む人が増えています。
思春期の場合は額や鼻にできるのに対し、あごや髪の生え際にできるのが特徴です。
●要因:偏食や睡眠不足など生活の乱れ
★乱れた生活習慣のツケが・・・
おとなのにきびのおもな原因は、ストレスや睡眠不足、生活習慣の乱れなどにあります。
睡眠中は新しい皮膚の形成が円滑に行われます。
そのため、睡眠不足になると、肌の新陳代謝が悪くなり、にきびができやすくなるのです。
このほか、便秘などの体の不調、紫外線、誤ったスキンケアといった要因も複雑にからみ合っています。
★ホルモンの影響で皮脂分泌が増える
生理前になると、にきびができやすくなります。
これは、黄体ホルモンが増加し、皮脂の分泌が盛んになることが影響しています。
★甘いもの、油っぽいものはタブー
にきびは、日ごろの食生活も大きく影響します。
油っぽい食べ物は皮脂の分泌を増加させます。
甘い食べ物やコーヒー、お酒などは、にきびを刺激し、悪化させます。
また、ビタミン類が不足すると、肌の新陳代謝が悪くなります。
●ツルツル肌を取り戻す!スキンケア対策
にきびができてしまったら、スキンケアにも充分な気配りを。
朝は「メイクはうすめに」「 紫外線対策はしっかりと」、昼は「にきびに触らない」「顔に髪がかからないように」、夜は「帰宅後すぐにメイクオフ」。
夜食は厳禁。
夜ふかしせず充分な睡眠をとって、肌を休ませてあげましよう。
●バランス食で美肌をつくる
体の健康状態は肌に現れます。
体の中から美しくなる食事法を。
★にきび予防に効果的な栄養成分
健康で美しい肌を保つためには、体が健康であることが前提です。
栄養バランスのよい食事を1日3回の規則的なリズムでとることが基本です。
特にビタミンB2・B6・Cは、皮膚の健康や美容のために欠かせない栄養素。
にきびの要因となる便秘を予防するために食物繊維を充分にとることも大切。
ビタミンB2:皮膚の新陳代謝を促す
(レバー、ウナギ、牛乳なと)
ビタミンB6:皮膚の抵抗力を高める
(カツオ、マグ口、バナナなど)
ビタミンC:にきび跡の色素沈着を防ぐ
(オレンジ、いちご、ブロッコリーなど)
食物繊維:にきびの大敵「便秘」を防ぐ
(海藻、野菜、きのこなど)
★にきびを増やしたり悪化させたりする食べ物を控える
油脂を多く含んだ食品をとり過ぎると、皮脂の分泌を増加させ、にきびができやすくなります。
甘いお菓子やアルコール飲料、コーヒ一、辛い食べ物などは、にきびを刺激し、悪化させます。
お菓子やナッツ、お酒、コーヒー、辛い食べ物などは極力控えるようにします。
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